ミニマリストを目指したきっかけ。
「墓に持って行けん物は、抱え込まんことに決めたのでな。」
というのは、攻殻機動隊の荒巻課長のセリフです。好きです、荒巻課長。
まあこのセリフは物に限らず、機密情報とかも指すのでしょうけども。
でもこのセリフが、私がモノと付き合うスタンスです。
ずばり、「生前整理」です。
20代前半で何言ってんだとか言われそうですが…笑
私の家では子どもの頃から、けっこう死について話をする家でした。
明日死んだらどうする?
とか、普通に話してました。
今命に関わる仕事をしていて、亡くなっていく人たちを見て、
「人間はいつか死ぬんだ。いつかはわからないけど、必ず死ぬ時が来る」
と改めて身に染みて感じます。
もし明日急に死んだらどうしよう?
と考えたら、すごく困るなぁと思いました。
部屋が散らかっているのもそうだし、日記とか、アルバムとか、恥ずかしい過去(笑)とか…。
死んでから家族もしくは他人に見られて恥ずかしいものを残していくなんて、死んでも死にきれんなぁ、と思いまして笑
3年分の日記を捨て、
小学校から高校までのアルバムを捨て、
思い出の品も捨てました。
そしたらびっくり!すごい気持ちが軽くなった!
アルバムなんて見返さないし、当時の友達に会えば昔話して思い出せる。
日記は8割ネガティブな内容だし、読み返して嫌なことを思い出させてどうすんねん。
自分の持ち物の中でこの2つは自分にとっては良くない持ち物だったみたいです。
どうせ死ぬなら、すぱっと死にたい。
負の遺産なんて残したくないし、死んだ後なるべく迷惑かけないようにしたい。
いつ死ぬかわからないから。
だから整理しよう。自分がいなくなった後の片付けは楽に済むように。
というのが、ミニマリストを目指したきっかけです。
まずは手っ取り早いところで「モノを捨てる」。
生前整理の序章的な感じで笑